
難易度: ★★★☆☆ | 所要時間: 10分 | レベルマップ: 〈6/10〉 レベル2:AIと「中で一緒に作る」
※Meta AIは2025年11月25日から日本で段階的提供中です。アプリに機能が見えない場合は最新版に更新してください。
Step 6のゴール

DMのチャットに「Imagine 〜」と送るだけで、画像が生成される。
フリー素材サイトにも行かない。Canvaも開かない。Instagramアプリの中のDMだけで、投稿用画像ができあがります。
こんな悩み、ありませんか?

新しいキャンペーンを告知したい。でも、画像がない。
「フリー素材は、みんなと被るんだよな…」
「Canvaはちょっとだけ触ったけど、やっぱり時間かかる」
「お金払ってデザイナーに頼むほどじゃないし…」
こんな時、DMに1行送るだけで画像を作ってくれるのがImagine機能です。
リナさんが笑いながら言いました。
「ミホさん、『Imagine』って魔法の言葉ですよ」
「え、呪文?」
「呪文というか、DMに『Imagine ○○』って送るだけで、AIが画像を作ってくれます」
「魔法だ」
「ただし、使う場所に気をつけないといけない注意点もあります」
この記事で手に入るもの

- DMの「Imagine」で画像を生成できるようになる
- プロンプト(指示文)の最低限の書き方が身につく
- 生成画像をSNS投稿・ストーリーズに使えるようになる
- 商用利用の線引きが分かる(チラシ・有料広告は注意)
Imagineの使い方

① Meta AIとの1対1チャットを開く(Step 5で作ったもの)
DM画面で、前回作ったMeta AIとのチャットを開きます。
② 「Imagine」+指示文を1行送る
「Imagine 秋の美容室のキャンペーン画像。温かい色調、ボルドーとベージュ、落ち葉の装飾、文字なし」
③ 複数パターンの画像が返ってくる
Meta AIが2〜4枚程度の候補を提示します。
④ 気に入ったものを保存
画像を長押し→「保存」でカメラロールに入ります。
⑤ 投稿・ストーリーズに使う
通常の投稿と同じ手順で貼り付ければ完成。
プロンプトの書き方(基本)
Imagineで良い画像を作るには、5つの要素をプロンプトに含めます。
| 要素 | 例 |
|---|---|
| シーン | 「秋の美容室」「朝のカフェ」「静かな和室」 |
| 色調 | 「温かいブラウン」「パステル」「モノトーン」 |
| 構図 | 「俯瞰」「接写」「対角線」「左上にスペースあり」 |
| 装飾 | 「落ち葉」「花」「なし(クリーン)」 |
| 避けたいもの | 「文字なし」「人物なし」「ロゴなし」 |
良いプロンプト例
「Imagine 10月の和菓子店の店内ディスプレイ。温かみのあるオレンジと朱色、秋の落葉を小物に、文字なし、構図は俯瞰、スッキリと」
避けたいプロンプト例
「Imagine きれいな秋」 → 漠然すぎて再現性が低い
大切な、ひとつのお約束(必読)
業種別プロンプトテンプレ
| 業種 | プロンプト例 |
|---|---|
| 美容室 | 「Imagine {季節}の美容室のキャンペーン告知画像。{メインカラー}をベースに、温かみのあるトーン、文字スペースを上半分に空ける、人物なし」 |
| 飲食店 | 「Imagine {料理名}の俯瞰イメージ。{色調}、小物に{季節アイテム}、テーブルクロスは無地、文字なし」 |
| ネイル | 「Imagine {デザインテーマ}のネイル広告用背景。パステル、クリーン、右下に文字スペース、手は描かない」 |
| 整体院 | 「Imagine 静かな整体院の朝。自然光、{季節}、観葉植物、木目の床、人物なし、文字なし」 |
| アパレル | 「Imagine {アイテム}の販売告知用背景。{色調}、ミニマル、上半分に文字スペース、商品イメージは抽象的に」 |
プロンプトを育てる3つのコツ
コツ①:画像が微妙だったら「修正指示」を追加
「前の画像の色調をもう少し暗めに。落ち葉の量を減らして」
会話のように注文を重ねると、理想に近づきます。
コツ②:「AIが苦手なもの」は避ける
- 文字:AI生成の文字はほぼ崩れます。文字はCanvaや写真編集アプリで後から重ねる
- 人物の手:指の数が変だったり不自然になることが多い
- 複雑な小物多数:要素が多すぎるとゴチャつく
コツ③:1枚で決めず、複数パターン出して選ぶ
同じプロンプトで3〜4回生成して、最も自然なものを選ぶ習慣を。
文字を入れたい場合
AIが作った画像にキャンペーン文字や日付を入れたい場合は:
- ImagineでAI画像を生成(文字なしで)
- 画像を保存
- Canva or Phontoのような文字入れアプリで文字を重ねる
- Instagramに投稿
AI画像+後から文字入れが、最もキレイに仕上がります。
業種別カスタマイズ例
美容室(ミホさんの場合)
キャンペーン告知画像:
「Imagine 10月の美容室のヘアカラーキャンペーン告知背景。ブラウンとベージュとゴールド、落ち葉の装飾は左下に小さく、上半分は文字スペースで空白、人物なし、クリーンで温かい」
生成された画像 → Canvaで「10月限定 カラー10%OFF」を上半分に追加 → Instagram投稿
飲食店
秋の新メニュー告知:
「Imagine 秋の居酒屋のディナータイム背景。温かい照明、秋刀魚・栗・きのこを小物で、上半分に文字スペース、人物なし」
ネイルサロン
秋ネイル新作発表:
「Imagine 秋のネイルサロンの広告背景。ボルドー・ベージュ・ゴールド、ミニマル、右下に文字スペース、手は描かない」
まとめ
- 「Imagine ○○」とDMに送れば画像が生成される
- プロンプトはシーン・色調・構図・装飾・避けたいものの5要素を含める
- 文字はAI画像と別に、あとから重ねる方がキレイ
- 投稿時に「AI生成」と明記するのがフォロワーへの誠実さ
- 商用利用(有料広告・印刷物)は他者権利の確認を
- お客様の写真や個人情報をプロンプトに含めない
よくある質問
Q1. 生成した画像の著作権は?
A. Meta AIのプロンプト(指示文)自体の権利は利用者に残りますが、生成画像自体は著作権法上の保護対象になりにくいとされています[³]。また、他の著作物に類似している場合は侵害リスクがあるため、商用利用時は確認をおすすめします。
Q2. 何枚でも作れますか?
A. 2026年4月時点では無料・回数制限は緩やかです。ただし短時間に大量生成すると一時的に制限される場合があります。
Q3. 生成画像を販売してもいいですか?
A. 推奨されません。 Meta社は個人利用推奨の立場です[²]。素材として販売したり、有料商品の主要デザインとして使う場合は、利用規約の確認と弁護士相談を。
Q4. プロンプトが英語じゃなくていいですか?
A. 日本語でも生成できますが、英語の方が精度が高い傾向があります。翻訳ツールで日本語→英語にしてから送るのも有効です。
Q5. 人物が入った画像も作れますか?
A. 作れますが、実在の有名人・他者に似た人物を生成するとパブリシティ権侵害の恐れがあります。人物なしまたは抽象的シルエットの範囲で使うのが安全です。
次回予告
次は、ストーリーズの見栄えをAIで整える方法。AI Backdropと、Imagine画像をストーリーズに貼る2通りの方法を紹介します。
参考文献
[¹] AIと著作権|文化庁
[²] Imagine with Meta AI|Meta公式ヘルプ
[³] 生成AIで作った文章・画像は、著作権法に違反していないのか?|NTTドコモ

